蛇口の水漏れ修理をする時に考えたい選択肢

蛇口からの水漏れの現象は、大体はゴムパッキンの劣化です。ゴムが硬くなったりひび割れを起こすことで水漏れに発展してしまうものですが、修理を考えた際には自力解決か専門店に仕事依頼をするかの選択肢が出てしまいます。まずは、どの位置に取り付けられているゴムパッキンが傷んでいるのかを理解する必要がありますが、この情報はネットから調べると分かりやすい図解でも見つけられます。簡単にできると判断した時には、自力解決であればゴムパッキンは高くても200円以内で購入できるので、経費を掛けずに修理することは可能です。

ところが蛇口を分解する作業の際には工具が必要です。概ねプラスドライバーとウォーターポンププライヤーがあれば分解は可能ですが、プライヤーをお持ちではない方は、購入する必要が出てしまいます。プライヤーの価格を確認して、ホームセンターで道具を揃える手間と時間を考えたら、蛇口からの水漏れの場合は専門店に任せることにメリットを感じるかもしれません。ただし、住宅内の他の場所の蛇口でも後に修理することを念頭に置いている方や、プライヤーなど工具を購入しても他に用途があるという条件では、持っていても損はしない工具でもあります。

一般的な大きなレンチをお持ちの方は、代用品として用いることは決して不可能ではありませんが、通常のレンチの場合は掴む内側にギザギザが設けられているので、そのまま使うと蛇口に傷が付いてしまいます。レンチを使う際には傷に配慮しながらある程度の厚みのあるタオルを挟む方法と、ゴム板を挟む方法が便利です。